142年の偉大な歴史守る!青森出身の錦富士が幕内昇進へ白星発進「いい流れをつかめるように」

 「大相撲秋場所・初日」(14日、両国国技館)

 西十両3枚目の錦富士(伊勢ケ浜)が、千代翔馬(九重)をはたき込んで白星発進を決めた。

 同郷の青森出身で唯一の幕内だった東前頭12枚目の尊富士(伊勢ケ浜)は、全休の見通しで来場所の十両転落が決定的。同県は幕内力士を1883年から輩出しており、自身と東十両12枚目の宝富士(伊勢ケ浜)の成績次第で、偉大な歴史が途絶える可能性がある。

 錦富士は「どうしても頭の片隅にはある。僕らでそれを崩さないようにしたい」と責任感を口にしつつ「硬くなったら元も子もない。土俵に上がったら、それは置いておいてやりたい」と全力を尽くす。

 番付運にも左右されるが、9勝が幕内昇進への目安となる。千代翔馬は十両、幕内通算で取組前まで通算4勝5敗の苦手だった。「いい流れをつかめるようにしたい」と気を引き締めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス