遠藤が右膝に続き左膝も手術で休場、師匠の追手風親方が今後について言及【大相撲秋場所】

 「大相撲秋場所・初日」(14日、両国国技館)

 初日から休場する東十両3枚目の遠藤(34)=追手風=が日本相撲協会に診断書を提出。7月の右膝に続き、左膝の手術予定を発表した。師匠の追手風親方(元幕内大翔山)が取材に応じ、今後の見通しを語った。

 診断書には「左膝前十字靱帯損傷 内側側副靱帯損傷 変形性膝関節症 内側・外側半月板損傷」と症状名が記され、「上記診断にて当院通院中。2025年9月18日、手術(関節鏡視下前十字靱帯再建手術、半月板縫合術)予定。術後約2カ月間の入院加療を要する予定」と付記された。

 遠藤は7月10日に右膝を手術。名古屋場所を休場する際、診断書に「右膝前十字靱帯損傷、内側側副靱帯損傷、内側半月板損傷、外側半月板損傷、変形性膝関節症」と記載。今場所は十両に番付を落としていた。九州場所は幕下に転落することが確実となった。

 追手風親方は「2年程前から相当に悪かった。日常生活を送るために右膝を手術したが、相撲を取るには左膝の手術も必要になった」と説明した。11月の九州場所以降の復帰については「術後の状態を見ないと分からない。決まっていない」と語った。

 遠藤は日大から2013年春場所で幕下10枚目格付け出しデビューし、同年名古屋場所で新十両。以降、今場所まで73場所。12年守ってきた関取の座を失うこととなった。

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