リレー侍 3走・桐生から鵜沢へバトン 3大会ぶりメダルへ「軸は桐生と鵜沢。桐生はスペシャリスト」

 13日に国立競技場で開幕する陸上の世界選手権の公開練習が4日、同会場で行われた。男子100メートル代表の桐生祥秀(29)=日本生命=は、男子400メートルリレーへ「伝統も、結果を出さなければただのデータになってしまう。最近メダルを取っていない中で、メダルを獲得するというのは自国開催だからもっと大切」と力を込めた。

 17年ロンドン大会、19年ドーハ大会2大会連続で銅メダルを獲得した日本。だが、それから2大会メダルからは遠ざかっている。

 短距離の信岡沙希重コーチは「軸は日本選手権チャンピオンの桐生選手と鵜沢選手」という。「桐生選手はスペシャリスト。3走をメインと考えている」とし、鵜沢には、大会スケジュールや練習の都合を考慮した上でアンカーを任せる構想だ。

 リレーチームのキャプテンを務める桐生は「思ったより年齢差のあるチーム。自国開催ということで、いつもより合宿の時間が短い感じはするけど、1日1日を大切にしながら」とし、桐生からバトンを受け取る鵜沢は「桐生さんから受け取れるのは安心感がある、全力で走って、しっかり金メダルを取りたい」と誓った。

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