今季限り引退の坂本花織 最後のシーズン初戦へ「いよいよこの日が来たか」「楽しみつつできれば」

 フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)として日本で初開催される「木下グループ杯」(5~7日)の公式練習が4日、会場の大阪府泉佐野市・関空アイスアリーナで行われ、2022年北京五輪銅メダリストで今季限りの競技引退を表明している坂本花織(25)=シスメックス=らが調整した。

 今年は地元の神戸市内に新たなリンクが完成し、練習環境も充実した。「朝昼晩(練習)みたいな感じで練習量は明らかに例年より増えている。充実している」と笑顔をみせ「神戸のリンクに慣れすぎたというのもあって、久々に他のリンクを滑ったので、そういえばこんな感じだったな、みたいな感じで試合の感覚が戻った感じ。まだ準備段階」と自身の今季初戦に挑む心境を明かした。

 フリープログラムの「愛の讃歌」を滑った坂本は、最後のシーズンへ「いよいよこの日が来たかという感じ。すごく楽しみで、悲しいとか、まだやりたいというよりは、いつものように切羽詰まっている状態なので、試合を楽しみつつ焦りつつできたらいい」と、自然体を強調した。

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