佐藤駿 今季初戦国内大会で優勝「試合勘つかめた」 トリプルアクセル2度成功でSPに続きフリーもトップ
「フィギュアスケート・MGC三菱ガス化学アイスアリーナトロフィー」(31日、新潟)
フィギュアスケート男子で来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪代表を目指す佐藤駿(21)=エームサービス・明大=がシーズン初戦を合計239・44点で制した。6月末に右足首を痛めて出遅れていただけに「試合勘をつかむことができた」と収穫を口にした。
新フリー「火の鳥」で4回転-3回転の連続トーループと単発の4回転トーループ、2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功。右足を氷に突いて跳ぶルッツとフリップは回避した。「ほぼ予定していた構成でできて良かった」と、前日のショートプログラム(SP)に続いてトップの得点をマークした。
次戦は五輪開催国のイタリアが舞台となるロンバルディア杯(9月12~14日)。「(ルッツかフリップの)どちらかは入れられるようにしたい」と気合を入れ直した。





