チアリーディング・箕面自由学園が6連覇 3層ピラミッドで世界初の大技「ダブルアップ」同時に2本 入院中の仲間へ届けた日本一

 自由演技競技高校部門で優勝した箕面自由学園の演技
 高校部門で6連覇を達成した箕面自由学園(撮影・伊藤笙子)
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 「チアリーディング・ジャパンカップ日本選手権」(31日、代々木第一体育館)

 決勝が行われ、自由演技競技ディビジョン1高校の部で箕面自由学園(大阪)が優勝した。コロナ禍で接触のないチアスピリッツで開催された20年を含め6連覇。3層ピラミッドで世界初の大技「ダブルアップ」を同時に2本決めるなど278・5点(300点満点、準決勝50%加算で合計413・0)を記録した。

 大会直前にピラミッドを支えるベースの喜田汐音(3年)が右アキレス腱(けん)を断裂。入院中の仲間へ日本一を届けるために選手が団結した。主将の石本遥(3年)は「私たちが日本一のチアリーダーということを見せたかったです」と笑顔で話した。大学の部は日体大が4年ぶりの優勝を果たし、中学の部は伊豆の国チアリーディングチームが2連覇した。

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