陸上 鵜沢飛羽「まじでワンチャンある」日本人3人目200メートル決勝進出へ手応え 400メートルリレー入りも意欲 世界選手権へ公開練習
陸上男子で、今夏の世界選手権200メートル代表(9月13~21日、東京)の鵜沢飛羽(22)=JAL=が29日、茨城県つくば市の筑波大で練習を公開した。股関節の可動域を広げるフットワークを中心に、20~30メートルダッシュなどを行って2時間ほど調整。開幕が迫った大舞台に向けて、「自分の試合まで19日。実感は湧かないけど準備はできてるんで、いつ走っても大丈夫。あとは残された時間を使って、心の方を整えていく方が大事かな」と自信をのぞかせた。
昨夏のパリ五輪は「世界との差を感じた試合」と準決勝敗退に終わったが、今季は好記録を連発。日本選手権3連覇を果たし、今月には日本歴代3位タイの20秒11をマークした。「去年と一昨年は上振れしたら決勝にいけるレベルだったけど、今年は今の状態を出せれば決勝にいける」と手応えも得ており、末続慎吾、サニブラウン・ハキームに続く日本3人目の世界選手権決勝進出を見据えている。
03年に末続が記録した20秒03の日本記録更新と、日本人未踏の19秒台も視界に捉えるが、「なるようにしかならない」と泰然自若。「決勝進出することを一番の目標にして、そうすればおのずと結果はついてくる」とまずはトップ8人が立てる最高峰のレースに照準を合わせた。
かねて400メートルリレーのメンバー入りも熱望。「実力以外の何かがないと選ばれない」と今季は世界リレーに出場するなど走力以外のアピールも続けてきた。「リレーも走れるよ、ということを考えて練習してきた。ちゃっかり準備はしてるつもりですし、自分が走る以外はないと思ってる」と気持ちを高めた。
自国開催の大舞台。指導を受ける谷川聡コーチからは「強いやつ、勝つやつは勝ったあとのことを考えている」と言葉をもらい、鵜沢は「どのポーズやろうとか、そういうことばかり考えている」と勝利のイメージトレーニングもばっちりだ。「80~120メートルぐらいで先頭に立てば、まじでワンチャン(ス)ある。先頭に出ていたら『お!』と思っても良いかもしれない」と見どころを語った。





