ロコ・ソラーレがV “難敵”北海道銀行下す 五輪輪シーズン絶好調!大会3戦2勝 日本代表決定戦開幕前の最終戦で弾み
「カーリング・アドヴィックスカップ」(24日、アドヴィックス常呂カーリングホール)
決勝が行われ、五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレは、北海道銀行を6-4で下し、優勝を果たした。五輪シーズン開幕から黒星はわずか1で、大会3戦2勝と絶好調。大きな手応えを得て、勝負の日本代表決定戦(9月、稚内市)に臨む。
ロコ・ソラーレが、2月の日本選手権で2敗を喫し、前回大会のどうぎんクラシック準決勝でも今季初黒星を献上した“難敵”に快勝した。第2エンドで、いきなり3点スチール(不利な先攻で得点すること)するビッグエンド。第5エンドでも2点を奪取した。
中盤以降は反撃を許して2点差まで詰められたが、迎えた最終8エンドは序盤から優位に試合を進め、最後はスキップ藤沢五月が相手のストーンをはじき出し、北海道銀行がコンシード(負けを認めること)した。
リード吉田夕梨花は「ゲームをコントロールできて収穫のある大会になった」とし、藤沢は「先週で負けてしまったので、リベンジできて優勝できて満足している」と笑顔で振り返った。代表決定戦へ「残り18日。3大会しっかり戦いきった。体調を整えて、前向きに9月に臨めるように準備したい」と意気込んだ。
3大会連続の五輪出場を目指すロコ・ソラーレ。日本代表決定戦ではフォルティウス、SC軽井沢クラブと三つどもえの戦いで、26年ミラノ・コルティナ五輪最終予選(12月、ケロウナ)の代表権を争う。




