美誠フルゲーム大接戦も2回戦敗退 ボールと台の感覚合わず苦戦「ボール高くなる。つっつき『ぼよよよ~ん』って跳ねちゃう」

 「卓球・WTTチャンピオンズ」(9日、横浜BUNTAI)

 女子シングルス2回戦が行われた。世界選手権銅メダルで世界ランク8位の伊藤美誠(スターツ)が、同15位の石洵瑶(中国)に2-3で敗れた。

 第1ゲームは11-6で先取したが、その後は2ゲーム連続で献上。第4ゲームを取り返して迎えた最終ゲームは、相手を1点差で追いかける苦しい接戦が続き、最後は10-12で競り負けた。

 ボールと台の感覚がうまく合わず、スマッシュやつっつきが本来の感覚で打てなかったという。ただ試合後の取材エリアで悲愴(ひそう)感はなく、「本当に難しかったんです!自分が思っていたボールと軸がずれちゃう。全部高くなるから相手からしたら上から打てる。つっつきも『ぼよよ~ん』っていく。なんであんなに跳ねちゃうんだろう」と解説。続けて「いい(形の)得点がなかった。戦術の幅を広げることができなかったことが敗因かな」と冷静に分析した。

 代表落選となった昨夏のパリ五輪後は、世界ランキング1位の目標を立てて再起。5月の世界選手権では自身初の銅メダルを獲得し、日本代表トップの実力者として存在感を示している。次戦はヨーロッパスマッシュ(14日開幕、スウェーデン)を予定。「涼しいと思うので、真夏から逃げられるのがうれしい」とおちゃめに笑いつつ、「楽しみながら頑張っていきたい」と自然体で意気込んだ。

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