投手歴1年の明秀・中岡が奮闘 相次ぐ故障者で遊撃手から転向

 明秀学園日立は9日、昨夏から投手となった中岡が粘りの投球を見せた。ただ、1-2の八回に失策が絡んで3点を失い、8回を9安打5失点(自責点2)。「甲子園では気持ちの持ち方が変わり、少し硬くなったかも」と悔しそう話した。

 元々は遊撃手で、投手陣に故障者が相次いだことから転向。茨城大会は背番号6で、初めて「1」を背負ってプレーした。「先発を託されたことは人生の中でも大きな経験。自分しかいないと思って、思い切っていった」と達成感をにじませながら聖地のマウンドを振り返った。

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