張本美和 難敵パリ五輪4位・申裕斌を撃破 早田ひなと日本勢対決9日「気持ち的に強気で行けるように」

 勝利を決めてガッツポーズをする張本美和(撮影・堀内翔)
 スマッシュを決める張本美和(撮影・堀内翔)
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 「卓球・WTTチャンピオンズ」(8日、横浜BUNTAI)

 シングルス1回戦が行われ、女子は世界ランク6位の張本美和(17)=木下グループ=が同10位の申裕斌(韓国)に3-2で競り勝った。9日の2回戦で早田ひな(日本生命)と対戦する。橋本帆乃香(デンソー)は鄭怡静(台湾)にストレートで快勝した。男子は篠塚大登(愛知工大)が呉晙誠(韓国)に1-3で敗れた。

 第1ゲームから圧倒した。張本美は鋭いフォアハンドでコートの隅を正確に打ち抜くと、得意のバックハンドでも得点を重ねた。相手が思わず苦笑いするほどのキレのあるショットで、2-2から8連続得点し、ゲームを先取。パリ五輪の3位決定戦で早田と争った申裕斌を、わずか3点に抑え込んだ。

 それ以降は一進一退の攻防が続いた。第2ゲームは13-15で競り負け、第3ゲームは11-7で挽回。第4ゲームを5-11で落として、最終第5ゲームに突入した。序盤から5連続得点すると、10-6でマッチポイントを握り、最後は長いラリーの末に相手のアウトを冷静に見切って決着。「第5ゲームは落ち着いてできた」。右拳を2度揺らして勝利をかみしめた。

 昨夏のパリ五輪では団体メンバーに抜てきされ、銀メダル獲得に貢献した。その後は着実に実力を伸ばし、直近ではWTTコンテンダー・ブエノスアイレス(アルゼンチン)、同フォズ・ド・イグアス(ブラジル)のシングルスとダブルスで2週連続2冠を達成。世界ランクは伊藤美誠(スターツ)を上回って日本勢最上位の6位に浮上し、迎えた今大会では日本の未来を背負うエースとして躍動した。

 次戦は早田との日本勢対決を迎える。「前回対戦は負けている。気持ち的に強気で行けるように頑張りたい」と意気込んだ。

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