成田実生 女子400メートル個人メドレー銀メダルに「すごくうれしい」 宿舎では池江と同部屋で刺激
競泳の日本代表が4日、シンガポールで行われていた世界選手権から羽田空港に帰国した。女子400メートル個人メドレーに出場し、自己ベストで銀メダルを獲得した成田実生(18)=ルネサンス金町=は「今回は、自分を超えられた、一段階またレベルアップできたとすごく感じられた。この経験を、さらにレベルアップできるような経験に替えたい」と振り返った。
目標だった世界水泳でメダルを獲得したことは「まだ実感がない」というが、レース後は「たくさんの方におめでとうと言ってもらった」と喜びの表情。「すごくうれしい気持ち」ととびきりの笑顔だった。
宿舎では池江と同部屋で過ごし「璃花子さんは自分ですごく考えて行動されているというのが印象に残っている。今後はこういう風にやらなきゃなと思った」と学びを得た。また、「(400メートル個人メドレーの前は)私よりも緊張してくださって、『家族のように緊張する』と言ってくださって、すごくうれしかった。絶対頑張ろうと思った」と、先輩からのエールももらい、メダルをつかんだ。
3年後のロサンゼルス五輪に向けては、「来年はパシフィック選手権、アジア大会、また世界選手権と続くので、代表に入り続けたい」と力を込めた。




