パリ五輪男子高飛び込み銀メダルの玉井陸斗が世界水泳から帰国 6位の結果に「悔しい気持ちはある」

 飛び込みの男子高飛び込みで昨夏のパリ五輪銀メダルの玉井陸斗(18)=滋賀・立命館ク=が4日、世界選手権が行われたシンガポールから帰国し、羽田空港で取材に応じた。6位入賞だった玉井は「結果としては、6位という結果になって悔しい気持ちはあるが、世界水泳に向かうにあたって、自分の気持ちやコンディションが合わない時期を過ごしていたので、決勝に残れたのは十分頑張れたのではないかなと思う」と振り返った。

 3日に行われた決勝では、合計492・55点となり6位。最後の6本目を飛ぶ前には、メダルは圏外だったが「最後は自分らしい飛び込みをして、世界選手権を締めくくれたら」と、高得点をたたき出した。

 今後は休暇を取りながらも、27日に栃木で開幕する日本選手権に向けて調整する予定。「大きな目標は、まずはロサンゼルスオリンピックが3年後に控えているので、そこに向けて徐々にコンディションを整えていくのと同時に、課題克服をいきたい」と力を込めた。

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