フェンシング・加納虹輝 世界選手権終え帰国 エペ団体&個人の2冠に「信じられない」

 フェンシング世界選手権のエペ団体で初の金メダルを獲得し、個人との2冠を達成した加納虹輝(27)=JAL=が1日、開催地のジョージアから帰国した。昨夏のパリ五輪から2季連続で世界の頂点に立ち「信じられない気持ち。優勝した後は夢見心地だった」と実感を込め、「携帯(電話)が壊れるくらい(お祝いの連絡の)通知がきた。東京五輪、パリ五輪と3回目」と笑った。

 また今季は団体でワールドカップ2勝を挙げ、年間王者も獲得。28年ロサンゼルス五輪へ向けた始まりの1年で、日本としても好スタートを切ることができた。「2冠はロスへの大きな1歩を踏み出せた。この結果に満足せず、全ての大会で結果を積み重ねて、ロスで2冠を達成できるように頑張りたい」と力強く宣言した。

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