ロシア勢の中立参加を容認 11月、東京デフリンピック

 聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」を主催する国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)のアダム・コーサ会長は29日、ウクライナ侵攻に伴いデフリンピックから除外されていたロシア、ベラルーシ勢について、個人の中立選手として11月の東京大会への参加を認める方針を明らかにした。東京都内で報道陣の取材に応じた。両国勢は2022年大会(ブラジル)は出場を認められなかった。

 ICSDが定めた基準を満たした両国勢は、「デフ個人中立選手(DINA)」として参加できるが、各競技で人数制限を設ける。団体競技の参加は不可。コーサ氏は「自国の旗を代表することは認められない」と話した。

 企業、団体向けの交流会には、東京都の小池百合子知事も登壇し「共生社会づくりに貢献する大切な大会を成功させましょう」と呼びかけた。大会運営を担う東京都スポーツ文化事業団によると、協賛企業・団体は125に上る見込み。

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