大相撲 横綱・大の里が取り直しの末3敗を守る 物言いで長時間の協議 スタンドから手拍子が起こる 2敗力士は2人
「大相撲名古屋場所・12日目」(24日、IGアリーナ)
横綱大の里が結びの一番で取り直しの末、一山本を下して3敗を守った。
結びで一山本の押しに引いてしまった大の里。力強く押し出され軍配は一山本に上がった。しかし物言いがつき、大の里の足が残っていたか、一山本の膝が先についていたか、難しい協議となった。
異例とも言える長時間の協議となる中、スタンドのファンからは手拍子がわき起こる異様な雰囲気に。協議の結果、取り直しとなり、大の里が力強く一山本を押し出して3敗を守った。
11日目を終えて2敗力士が4人、3敗力士が6人と大混戦になっていた優勝争い。この日は安青錦は玉鷲を下して2敗を守った。琴勝峰もはたき込みで高安を下して優勝戦線のトップに残った。前日に2敗だった一山本、草野は一歩後退。高安、霧島らは4敗目を喫した。
【2敗】安青錦、琴勝峰
【3敗】大の里、一山本、草野、熱海富士





