大相撲 高安が優勝争いに1差肉薄!一山本を下し4年ぶりに三役勝ち越し「あと4日、きょうのように頑張りたい」

 一山本(左下)を下手投げで下した高安(撮影・開出牧)
 一山本(左)を下手投げで下した高安(撮影・開出牧)
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 「大相撲名古屋場所・11日目」(23日、IGアリーナ)

 小結高安が一山本に下手投げを決め、8勝3敗と勝ち越しを決めた。一山本は9勝2敗となり、単独首位から後退。賜杯争いは2敗に4人(一山本、草野、安青錦、琴勝峰)、3敗に6人(大の里、霧島、玉鷲、御嶽海、高安、熱海富士)の大混戦となった。

 高安が三役以上で勝ち越すのは関脇で10勝した21年夏場所以来。

 高安は「三役で久しぶりに勝ち越せてうれしい。あと4日、今日のような気持ちで取りたい」とうなずいた。単独首位だった一山本を引きずり下ろし「生きのいい相手なので後手に回ると苦しい。思った通りの相撲ができました」と語った。

 10日目に玉鷲に今場所3個目の金星を配給した新横綱大の里は、関脇霧島にもろ差しを許しながら起死回生の上手ひねりで退けた。首位と1差となり、優勝の芽が出てきたが「昨日の負けで(優勝は)ないものと思っている。残り4日やるべきことをやる」と表情を変えず話した。

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