バスケットボール女子日本代表帰国 アジア杯銀に将「育成目標達成」パリ五輪からの再スタートを印象づけた

 バスケットボール女子日本代表が22日、銀メダルを獲得したアジア杯から帰国し、都内で取材に応じた。コーリー・ゲインズ監督が就任してから初の国際大会。決勝でオーストラリアに敗れたが、準決勝では2メートル20センチの選手を擁する前回王者の中国に勝利し、全敗に終わった昨夏のパリ五輪からの再スタートを印象づけた。「優勝はできなかったが、育成の目標は達成できた。間違いなく良い方向に進んでいる」と手応えを語った。

 存在感を発揮したのがA代表デビューとなったポイントガードの田中こころ(19)=ENEOS。準決勝で27得点、決勝で21得点と躍動し、ベスト5に選ばれた。28年ロサンゼルス五輪を見据え「チームを勝たせられるポイントガードにならないといけない。この経験を生かしていきたい」と気持ちを込めた。

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