「バスケットボール男子・国際強化試合、日本代表６９－６３デンマーク代表」（２０日、ららアリーナ東京ベイ）

　アジア杯（８月、サウジアラビア）前、国内最後の強化試合として行われ、世界ランク２１位の日本は、同５９位のデンマークを６９－６３で下し、２連勝とした。

　２連敗だった韓国遠征後からは、守備を修正。高い位置からプレッシャーをかけ、積極的な守備を心がけた。これまでの強化試合に比べ、相手の得点は押さえ込めたが、この日はデンマークに前半だけで２２本のフリースローを許した。トム・ホーバス監督は「うちはアグレッシブなディフェンスだけど、やっぱりアグレッシブ＝ファウルじゃない。上手に手を出さない、足も動いて、もっと上手にやりたい」と改善点を口にした。

　またここまで消化したオランダ（１勝１敗）、韓国（２敗）、デンマーク（２勝）との計６戦は全て８０点に届かず、得点力の課題は残したが、指揮官は前向き。シュートこそ入らなかったが、フリーでシュートを打てる機会を多く作った。「シューティングはこのメンバーは入っていないけど、オープンのシュートは作れた。それはプラス。いつかシュート入る。僕は信じている」と期待を寄せた。