バレー男子 日本が大逆転勝利 チーム最多23得点の宮浦「勝ち切れたというところは大きい」 0-2から3セット連取でひっくり返す
「バレーボール男子・ネーションズリーグ、日本3-2アルゼンチン」(17日、千葉ポートアリーナ)
フルセットの激戦の末、日本が大逆転勝利を挙げた。チーム最多の23得点を挙げた宮浦健人(名古屋)は「こういった展開の中でも勝ち切れたというところは大きい」とうなずいた。
第1セットから連取を許し、いきなりの崖っぷちだったが、総力戦で奪い返した。「リスクを負って攻めるしかない」と声をかけ合い第3セットへ。2-3から高橋藍の強打を皮切りに5連続得点を奪う。競り合いが続いたが、宮浦のスパイクでマッチポイントとすると、25-21で1セットを奪い返した。
第4セットも勢いは止まらず7-7からは高橋藍、石川の連続得点。藍24-23からは、宮浦が右からの強烈な一打で勝負を振り出しに戻した。最終セットも5-5から宮浦が連続得点。一進一退の攻防の末、0-2から3セット連取で勝利を収めた。
石川は第4セット途中で交代となったが「なんとか勝利できてうれしい」と笑顔。18日のブラジル戦に向け「難しい試合になると思いますけど、しっかり勝ってアメリカ戦につなげたい」と力を込めた。絶好調で快進撃を続けている宮浦も「コンディションを整えることが大事だが、今日でた課題もある。それぞれ修正するべきところはあると思うので改善していきたい」と笑った。





