柔道 角田が男子学生ともえ投げ&腕十字で拍手喝采 東京医療大学で特別講義 今後の競技続行は「年内には来年どうしていくか決めたい」

 柔道女子で昨夏のパリ五輪48キロ級金メダルの角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が14日、千葉県内のSBC東京医療大学で特別講義を行った。約180人の1年生が参加。自身が31歳11カ月の遅咲きで五輪初出場初優勝したことを引き合いに出しつつ、「未来はどうなるか分からない。いろんな人と協力して目標に向かって頑張ってほしい」などとエールを送った。

 競技を始めたきっかけや、自身の経験談を交えながら目標達成のための準備の大切さなどを熱弁し、体育館に引かれた畳では代名詞のともえ投げも実施。挙手制でともえ投げを受ける人を募集し、180センチ超えや、体重約80キロの男子学生3人を軽々と投げた。最後の“志願者”には、五輪の頂点に立ったともえ投げからの腕十字固めの黄金パターンを披露。会場は大盛り上がりで拍手喝采となった。

 今後の大会出場などの去就は未定で、年内にも答えを出す予定。「自分の気持ちを知る部分」と話していた6月の世界選手権は、テレビで観戦し「意外と純粋に応援できた」と気持ちに大きな変化はなかったという。「今後の人生を考えた時に今できることをやってみて、自分がどうしていきたいのか。柔道しかしてこなかったので、今までなかった部分を成長させる時間をもらっている。それをしながら(大会出場などは)どうしようかな~という感じ。年内には来年どうしていくかを決めたい。今はできることを全部やりきたい」と心境を語った。

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