元大関朝乃山が西幕下筆頭に!史上初のケースでの大復活へ着実に前進 番付発表

 日本相撲協会は30日、大相撲名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)の新番付を発表した。

 夏場所を14勝1敗で連覇し、4度目の優勝を飾り横綱に昇進した大の里(二所ノ関)が西に入り、豊昇龍(立浪)が東横綱に座った。

 元大関朝乃山(高砂)は西幕下筆頭に座った。昨年の大相撲名古屋場所で左膝を負傷し、手術を経て今年春場所に三段目で復帰。全勝なら十両復帰だった西幕下14枚目で臨んだ夏場所は6勝1敗だったが、勝ち越せば関取復帰が見える番付に戻った。

 大関時代の不祥事による出場停止、左膝前十字靱帯断裂が原因で、2度番付が大きく下降した朝乃山。幕内経験者が三段目以下に2度転落した後、再入幕した例はない。新たな“復活伝説”へ前進を続ける。

〈大相撲名古屋場所 幕内番付=東、西〉

 【横綱】豊昇龍、大の里

 【大関】琴桜

 【関脇】大栄翔、霧島、若隆景

 【小結】欧勝馬、高安

 【前頭1】安青錦、若元春

 【前頭2】王鵬、阿炎

 【前頭3】阿武剋、金峰山

 【前頭4】伯桜鵬、玉鷲

 【前頭5】平戸海、明生

 【前頭6】尊富士、豪ノ山

 【前頭7】翔猿、遠藤

 【前頭8】佐田の海、一山本

 【前頭9】宇良、千代翔馬

 【前頭10】熱海富士、狼雅

 【前頭11】隆の勝、時疾風

 【前頭12】翠富士、朝紅龍

 【前頭13】美ノ海、正代

 【前頭14】草野、藤ノ川(若碇改め)

 【前頭15】琴勝峰、英乃海

 【前頭16】嘉陽、御嶽海

 【前頭17】琴栄峰、獅司

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