フィギュア坂本花織が来季限りで現役引退へ ミラノ五輪で「区切り」「次に4年後を目指すとなったら29歳、不可能かなと」
フィギュアスケート女子で北京五輪銅メダリストの坂本花織(25)=シスメックス=が、ミラノ・コルティナ五輪シーズンとなる来季限りでの現役引退を表明した。
神戸市内に開場したアイススケートリンク「シスメックス神戸アイスキャンパス」のオープニングセレモニーに出席。報道陣の取材に応じ、「もう自分の競技人生は1年を切っているという感じなので。そのつもりで、5月、6月に振り付けをしてこれで戦うと決めてやってきた。中途半端に2年、3年やるより、いい区切りかなと。次に4年後を目指すとなったら29歳なので。不可能かなと。この26歳になる年で一旦、区切りをつけようかなと思ってやっています」と明かした。
18年平昌五輪、22年北京五輪2大会に出場。世界選手権3連覇も成し遂げた。来年2月のミラノ・コルティナ五輪に向けて、「やってきたことを出し切りたい。どの試合も悔いなく終えたい。今まで以上に完璧を求めてやりたい」と決意。引退後は指導者の道に進む意向も示した。





