柔道女子で昨夏のパリ五輪４８キロ級金メダルの角田夏実（ＳＢＣ湘南美容クリニック）が１５日、大阪・関西万博で開催された国連パビリオンと吉本興業が開催するＳＤＧｓ関連イベント「Ｗａｌｋ　ｔｈｅ　Ｔａｌｋ　ｆｏｒ　ＳＤＧｓ　ｉｎ　ＥＸＰＯ２０２５」のトークセッションに登場した。

　角田のほか、国連パビリオン代表のマーヘル・ナセル氏、ゆりやんレトリィバァが出席。司会からジェンダーの平等について聞かれた角田は「海外では子供を産んでから選手として戻ってくる人が多いが、日本は引退する人が多い。海外では周りがサポートしているので日本もそうなって欲しい」と変化を期待した。

　性の多様性についても問われ、角田は「最近ゲイバーによく行くんです。マスター…というのか、すごく話を聞いてくれる。人生相談をするには素晴らしいところ。一回行ってはまってしまいました」と柔和な笑顔で語った。

　「Ｗａｌｋ　ｔｈｅ　Ｔａｌｋ」はＷＨＯ（世界保健機関）がこれまでにジュネーブやニューヨークなどで開催してきたイベント。「有言実行」という意味があり、あらゆる人々に運動習慣を促し、心身の健康の重要性を図ってもらう。国連パビリオンと吉本興業は、ＳＤＧｓ達成への貢献も目標に掲げて万博でのイベント開催することになった。