日本バレーボール協会 上申書偽造の幹部処分は「コンプライアンス委員会で議論、審議してから」
日本バレーボール協会は11日、手続き不備により国籍変更に踏み切った選手が日本代表資格を得られない事態になったことについて、オンラインで報道陣向けの説明を行い、対応の不備を認めた。また、手続きに携わった幹部が国へ提出する上申書の偽造を試みたことも明らかになり、協会内での処分は、コンプランス委員で議論した後、理事会内で決定するとした。説明会には国分裕之専務理事、内藤拓也業務執行理事が出席した。
国への上申書の偽造について国分専務理事は「インテグリティの観点から問題があり、スタンプというのが押されていたので(第三者委員会から)問題ではないかと指摘があった」とした。ただ、その後、協会で検証した結果、問題はなかったと判断された。なお、上申書は提出はされていなかった。
この件はコンプライアンス委員会が取り扱っているといい、事案に関わった協会幹部の最終的な処分は近日中に行われる理事会で決定される見込み。国分専務理事は「第三者委員会のコンプライアンス委員会の方で議論し、審議して結論を得てから、理事会に提言して最終的な結論を決議する」と説明した。




