大の里が誕生日に25歳の誓い「責任ある行動と言動」 飛躍の24歳の1年は「想像していなかった」
大相撲の横綱大の里が7日、25歳の誕生日を迎えた。茨城・阿見町の部屋で稽古後、「昨年から大きく番付も上がって、こうやって25歳を迎えた。またいい1年を過ごすために頑張っていきたい」と決意を語った。
昨年の誕生日は、夏場所を小結で初優勝し、初土俵から所要7場所は、輪島の同15場所を大幅に更新した直後に迎えていた。
今年は夏場所で連覇し4度目の優勝を果たし、初土俵から所要13場所の昭和以降最速で昇進した横綱として迎えた。
24歳の1年を「優勝することができて、番付もこの1年で大きく変わりました。この25歳は想像していなかった」と振り返った大の里。
この日は若い衆の立ち合いを受け、土俵際から押し戻す稽古を8番行った。十両白熊にはぶつかり稽古で胸を出し、何度も土俵に転がして鍛えた。大の里は「責任ある番付になっていますし、責任ある行動と言動、また大人になれるように頑張りたい」と誓った。報道陣からはバースデーケーキを贈られ、笑顔で感謝を口にしていた。




