琴桜が感謝「引っ張り上げてもらった」琴恵光引退相撲“最後の一番”務める

 上手投げで琴桜(左)を破った琴恵光(撮影・園田高夫)
 琴桜を上手投げで破った琴恵光(撮影・園田高夫)
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 「琴恵光引退尾車襲名披露大相撲」(31日、両国国技館)

 大関琴桜(佐渡ケ嶽)が、尾車親方(元幕内琴恵光)の「最後の一番」に登場。現役時代は兄弟子として鍛えられた親方に、右すくい投げで敗れた。

 自身が小学生の頃から知り合いで、小6で初めて胸を出された。埼玉栄中学時代も、帰省の度に胸を出され、「また大きくなったな」と声を懸けられる関係だった。

 入門後は幕下時代に、幕内の琴恵光と稽古で度々相撲を取った。「普段は優しいが、厳しくもしてもらった。稽古で連続で勝てるようになった時は自信になった。引っ張り上げてもらいました」と、感謝を口にしていた。

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