大の里が高安に感謝「心の広さ、胸に来ました」夏場所優勝パレードの旗手に

 大相撲夏場所で2場所連続4度目の優勝を果たし、横綱昇進を確実にした大関大の里(24)=二所ノ関=が26日、茨城・阿見町の部屋で一夜明け会見を行った。

 千秋楽の優勝パレードで旗手を務めた高安への感謝を口にする場面があった。

 13日目で優勝を決めた翌日に、旗手が高安と知らされた。「先場所に優勝争いしましたし、先輩でもあります。そういう方が旗手をやってくれて、本当にありがたいです。高安関の心の広さというか、改めてまた胸に来ました。『おめでとう』と声をかけてくれました」と語った。

 そして「初めてこの部屋に来た時に、高安関がいて稽古をつけてくださった。二所ノ関部屋(入門)への背中を押してくれた。先場所の優勝争いもそうでしたし、今回こうやって旗手をやってくださったってことは、本当に感慨深いものがありますね」と続けた。

 高安は二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)の弟弟子。過去、千秋楽まで優勝の可能性を残した場所が9度あったが賜杯をまだ抱いていない。3月の春場所も優勝決定戦で大の里に敗れた。

 大の里は「いろいろ教えてくださっています。高安関の背中を見てやってこれた。感謝しかないです」と語った。

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