横綱昇進確実の大の里が一夜明け会見「達成感と充実感がある」千秋楽で敗れた豊昇龍は「越えなければいけない壁」

 優勝の喜びを語る大の里(撮影・持木克友)
 優勝の喜びを語る大の里(撮影・持木克友)
 優勝の喜びを語る大の里(撮影・持木克友)
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 大相撲夏場所で2場所連続4度目の優勝を果たし、横綱昇進を確実にした大関大の里(24)=二所ノ関=が26日、茨城県阿見町の部屋で一夜明け会見を行った。

 晴れやかな表情で「4回目なので1回目よりは慣れてきたが何回でもうれしい」と改めて喜びを口にした。綱とり成就に「やっと終わった。達成感と充実感がある。1回目で決められて良かった」と語った。

 この日夕方に両国国技館で、日本相撲協会から諮問を受けた横綱審議委員会が大の里昇進を承認する見通しだ。大の里は「全く実感はないですね」と語り「大関の時の伝達式では空気感が独特だった。また味わえる喜びはある」と語った。

 横綱豊昇龍の存在を「越えなければならない壁」と話した。今年初場所での綱取り達成を見た際のことを「自分は何をやっているんだろうと悔しい気持ちになった。自分に火がついたと思う」と振り返った。

 千秋楽に豊昇龍に敗れ14勝1敗で優勝。「全勝優勝が達成できるよう、気の持ちようをコントロールしたい」と語った。

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