大の里の全勝V阻止! 豊昇龍が威厳示す 横綱として初皆勤
「大相撲夏場所・千秋楽」(25日、両国国技館)
横綱豊昇龍(立浪)が、大関大の里(二所ノ関)を上手ひねりで下し、12勝3敗で今場所を終えた。横綱として初めて15日間を皆勤。2場所連続優勝で最高位への昇進を確実にしているホープの全勝Vを阻止し、先輩横綱の威厳を示した。
過去5勝1敗(不戦勝を除く)と相性がいい相手。豊昇龍は立ち合いでもろ手突きで押し込まれたが、土俵際で左上手を取って右に回り込みながら、上手ひねりで転がした。
先場所は自身が途中休場したため対戦がなかった。今場所14日目の取組を終えた直後の支度部屋では、「明日の一番がある。集中し直して頑張る」と闘志を燃やしていた。





