大相撲 西岩親方SNS投稿に苦笑い「『老害だ』と書かれてしまった」

 トークショーをする西岩親方(撮影・佐々木彰尚)
 初代・大ノ里の写真を見ながらトークショーをする西岩親方(右)=撮影・佐々木彰尚
 トークショーをする西岩親方(撮影・佐々木彰尚)
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 大相撲の西岩親方(元関脇若の里)が夏場所千秋楽の25日、両国国技館内の相撲博物館でトークイベントを行い、今場所でNHKの解説を務めた際に起こったエピソードを明かした。

 「私は昭和っぽい力士が大好き。寡黙で口数が少なくて、相撲に打ち込むサムライのような力士が好き」と語る西岩親方。今場所では白星を挙げた小結若隆景(荒汐)が、NHKのインタビュールームを訪れた際に、多くを語らず「頑張ります」などの言葉だけで帰った日があった。

 ちょうどそのタイミングで解説を務めていた西岩親方。「こういう力士が好き。昭和っぽい寡黙な力士はいいね」と発言すると、その後のSNSでは「西岩の考えは古い、老害だ、と書かれてしまった」という。

 巡業や稽古場でリラックスした表情を見せる力士はいるが、本場所は一日一番の精神で集中力を切らさずに15日間を戦い抜く時間。「力士は芸能人や芸人とは違う。サムライのようなたたずまいでいてほしいと思う」と願い、最後は「古くてすみません」と謙虚に話した。

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