角田夏実に「ともえ投げかけて」 イベントのたび懇願者続出

 出席したURBAN FIT24飯田橋駅前店のオープニングセレモニーで、100キロを超える男性司会者にともえ投げをかける角田
 URBAN FIT24飯田橋駅前店のオープニングセレモニーに出席した角田
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 柔道女子で、昨夏のパリ五輪48キロ級金メダルの角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が23日、都内で行われた24時間型フィットネスジムの「URBAN FIT24飯田橋駅前店オープニングセレモニー」にゲストとして参加した。

 薄紫色のジャージーに、黒いパンツを合わせたスポーティーな姿で登場。体重や体脂肪だけでなく柔軟性なども計れる最先端の体組織計や、五輪の選手村にも採用されたテクノジムの器具がそろう施設で、テープカットに参加した角田は「しっかりトレーニングできる。地元の千葉にも増やしていただけたら」と笑顔で要望した。

 お決まりの瞬間もあった。施設には緑色のマットが引かれ、イベントの主催者側から「ともえ投げをかけてください」と要望。角田は照れ笑いしつつマットに上がると、大学時代にラグビーを経験した100キロを超える男性司会者を軽々と投げた。

 次は一般の参加者から募集をつのり、細身の女性をともえ投げ。五輪金メダルを獲得した代名詞の大技を見た観客からは拍手が送られた。

 イベントのたびに代名詞の大技を懇願される角田。3月には警察署長を投げ、今月には全国少年大会に参加した小学生を投げた。全日本女子選手権後は去就に気持ちが揺れ動いているが、イベントのためにも稽古は怠らない。「週1回ぐらい道場にいって、あとはトレーニングや走ったりという部分がメインになってきています」と練習内容を明かした。

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