リーグワン初4強!神戸 李承信「FWで改善して、ゲームしやすかった」静岡に雪辱 震災から30年Vまで“あと2つ”

 「ラグビー・リーグワン・プレーオフ準々決勝、神戸35-20静岡」(17日、花園ラグビー場)

 準々決勝が行われ、プレーオフ(PO)初進出同士の戦いは神戸(レギュラーシーズン=RS5位)が静岡(4位)を35-20で勝利し、準決勝に進んだ。24日に東京・秩父宮ラグビー場で昨季王者のBL東京(1位)と対戦する。POは今季から2増の6チームが出場。準々決勝のもう1試合は18日に東京ベイ(3位)と東京SG(6位)が顔を合わせ、勝者が25日の準決勝で埼玉(2位)に挑む。

 RSで2戦2敗の相手に雪辱し、頂点まであと2つまで来た。静岡には今季第1節で13-15、今月10日の最終節もスクラムで苦戦し23-29で苦杯をなめさせられた。しかしこの日はしっかり組み、逆に相手のミスを誘って得点を重ねた。

 デイブ・レニーヘッドコーチは「今週いい準備ができた。セットプレーもよかった」と見事に修正した選手たちを評価。FB李承信共同主将も「FWでセットプレーを改善して、ゲームしやすかった」とうなずいた。

 神戸4トライ、静岡2トライと少ないチャンスを競り勝った。前半5分、相手のオフサイドで与えられたチャンスにSOブリン・ガットランドがPGを決め先制。その後静岡に逆転されたが、同18分に相手の反則でペナルティートライを得て再びリード。後半も李のトライなどで得点を重ねた。

 神戸市を本拠地にするチームにとって、1995年の阪神・淡路大震災から30年目の今年、初のPO。李は準決勝へ向け「RSで2敗の相手にタフな状況で試合をものにできたのはいい自信になった」と力を込めた。

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