大阪Bが快勝発進 西田有志がチーム最多13得点でフィリピン代表クラブ撃破 バレーボールACL1次リーグ
「バレーボール男子・アジア・チャンピオンズリーグ、大阪B3-0シグナルHDスパイカーズ」(11日、パナソニックアリーナ)
日本開催のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)が行われ、1次リーグB組の大阪Bが初戦を快勝した。
フィリピン代表が集められた同国の強豪クラブを相手に、立ち上がりから圧倒した。第1セットは相手のサーブミスから始まると、得点源のミゲル・ロペスが左サイドから強烈スパイクを放ち、ブレーク。その後もブロック成功と相手の反則で4連続得点まで伸ばした。日本代表オポジットの西田有志の剛腕も健在で、今大会限りで大阪Bを退団するセッター永露元稀もラリー戦できわどい球を拾い続けるなど奮闘。同セットを25-11の大差でものにした。
第2セットは一転、序盤から2度のブレークを許して追いかける展開となった。それでも、6-8からエバデダン・ラリーのブロックとロペスのアタックで追いつくと、11-11から西田の連続得点で逆転に成功した。第2セットの競り合いを制して相手を追い込むと、最終セットも危なげなく奪取し、ストレート勝利。西田がチーム最多の13得点を挙げた。
◆アジア・チャンピオンズリーグ(ACL) 1999年に「AVCカップ」の名称で始まったバレーボールのアジア地域のクラブ王者を決定する大会。12クラブが4組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2クラブが決勝トーナメントに進出する。優勝、準優勝クラブには12月の世界クラブ選手権の出場権が与えられる。優勝賞金は2万ドル。




