大相撲 横綱豊昇龍が出稽古「まずまずですね」休場原因の右肘は「ちょっと痛かった」

 若元春(手前)を押し出す豊昇龍
 時津風一門の連合稽古に参加した大栄翔(中央)
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 「大相撲夏場所」(11日初日、両国国技館)

 横綱豊昇龍(立浪)が7日、両国国技館の相撲教習所で行われた時津風一門の連合稽古に出稽古。計19番で13勝6敗の内容だった。

 一門外から参加した豊昇龍は、まず関脇大栄翔に3連勝。東前頭筆頭の若元春に3勝2敗。若隆景には立ち合いで体を起こされ2勝4敗と劣勢も、疲れからかやや気力が衰えた相手に5連勝でフィニッシュ。「まずまずですね。立ち合いを意識しました。あとは本場所でやるだけ。しっかりやり切る」とうなずいた。

 新横綱として臨んだ場所だった3月の春場所は途中休場。失地回復を目指す夏場所へ、優勝の意欲を「もちろん。全力士の目標は優勝だから」と意気込んだ。

 心配されるのは、厚いサポーターが巻かれた右肘の状態。春場所直前に突如浮上した故障は、休場の原因となった。6日には境川部屋への出稽古を取りやめ、病院で治療を受けたという。この日も時折気にするそぶりを見せ「ちょっと痛かった」と明かした。それでも「場所には問題ない」と不安を払しょくした。

 なお、新横綱場所から2場所連続で休場した場合、昭和以降では武蔵山、吉葉山以来3人目となる。

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