初の綱とりに挑む大関大の里に歓声 土俵に姿 稽古総見

 「大相撲夏場所」(11日初日、両国国技館)

 稽古総見が2日、両国国技館で行われた。3月の春場所で優勝し、自身初の綱とりに挑む大関大の里(24)=二所ノ関=が午前8時50分前に土俵に姿を見せた。一般公開されており、多くの歓声を集めた。

 大の里は巡業後の初稽古だった4月29日は、稽古始めに顔を出し引き揚げた。同30日は部屋の方針で稽古を非公開とした。同日午後の会見では「深く考えすぎず、いつも通り。考えすぎると足をすくわれる。大阪場所もそうでしたけど、優勝することを考えたら負けた。棚からぼたもちじゃないですけど、降ってくるものだと思って頑張りたい」と話していた。

 1日の二所ノ関一門の連合稽古は不参加。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「体調不良」と説明していた。

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