王鵬のパーティーに登場の桂文枝「いらっしゃ~い」→宇良戦のエピソードが大ウケ
「大相撲夏場所」(5月11日初日、両国国技館)
幕内王鵬(25)=大嶽=の関脇昇進パーティーが29日、都内のホテルで行われ、約400人が来場。落語家の桂文枝(81)が乾杯前の挨拶で「いらっしゃ~い」と会場を沸かせた。
新三役となる関脇で臨んだ3月の春場所は6勝9敗と負け越したものの、史上2例目の3世代三役を達成(横綱琴桜-関脇琴ノ若-大関琴桜、横綱大鵬-関脇貴闘力-関脇王鵬)した王鵬。夏場所は平幕から出直しとなるが、対戦相手はほぼ同じなだけに、巻き返しが期待されている。
桂文枝は「昇進パーテー、いやパーティーへ、いらっしゃ~い」と、おなじみのフレーズで切り出し、笑いを誘った。
続けて後援会のパソナグループ南部靖之代表とともに観戦した春場所を振り返った。相手のご当地力士、宇良への声援が大多数の中、王鵬の応援タオルを手に応援していると、隣の客から王鵬タオルを貸してくれと、申し出られたという。
「応援してくれるのかな?と思って渡したら、タオルをひっくり返して『宇良(裏)ー!』って言ってました」
適度にひねりが利いた、パーティーにふさわしいネタが大ウケし、満足そうに「ありがとうございます。ちょっとこれで掴んでおきたかったんです」と笑顔の桂文枝。そのまま乾杯の音頭を取り、会場を大いに盛り上げていた。





