元横綱稀勢の里、二所ノ関親方が胸を出し稽古つける 大の里綱とりも白熊「全然ピリピリしていない」
「大相撲夏場所」(5月11日初日、両国国技館)
3月の春場所で優勝し、自身初の綱とりに挑む大関大の里がいる二所ノ関部屋(茨城・阿見町)が29日、稽古を行った。
千葉県内の中学生が出稽古に訪れたこの日、大の里は巡業の疲れからか開始早々に引き揚げた。十両白熊は基礎運動、若い衆に胸を出すなどして汗を流した。
二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は白まわし姿で、大の里の日体大同級生で三段目の古田に胸を出し、何度も転がして稽古を付けた。
白熊は長い巡業を経て、「部屋に戻ったら自分の枕が合わなくなっていた」と苦笑い。大の里は綱とりになるが、部屋の雰囲気について「全然ピリピリはしていない。普段通りですよ。場所に入ったら変わるでしょうけれど」と、穏やかに語った。
大の里、二所ノ関親方は取材に応じなかった。





