サントリーがプレーオフ決勝進出 準決勝で名古屋に3-1で勝利
「SVリーグ男子・プレーオフ準決勝、サントリー3-1名古屋」(27日、Asueアリーナ大阪)
サントリーが名古屋を下し、プレーオフ決勝に駒を進めた。
セットカウント2-1で迎えた第4セット最終盤、25-26から相手の名古屋の選手がマナー違反で2度目の警告を受け、26-26の同点に。2点を連取して3-1で勝利を収めた。
勢いに乗る名古屋に、序盤は手を焼いた。レギュラーシーズン2勝4敗と、唯一負け越している相手は、準決勝初戦を取った粘り強さでこの試合も食らいついてきた。
第1セットは先制点を許すと、一度もリードを奪えないまま22-25で落とした。しかし第2セットは先手を取ると、日本代表のエース高橋藍の3連続ポイントなどで優位に立った。途中でリードを許すも、25-23で奪い返し、前半をセットカウント1-1で折り返した。第3セットは互いにポイントを奪い合う展開。高橋も2連続ポイントで貢献。終盤にセットポイントを奪ってから4連続失点するなど相手の粘りもあったが、2セット連取で王手をかけた。
レギュラーシーズン終盤を16連勝で締めくくり、2位に入った実力を発揮。前身のVリーグで23-24シーズンを制したサントリーが、2年連続王座をかけ、5月3日から東京・有明アリーナで始まる愛知との決勝へ駒を進めた。



