フィギュアスケート 島田麻央 来季プログラム振り付け「フリーはカナダ、SPは日本」

 日本スケート連盟は23日、都内で24~25年シーズンの表彰式と祝賀会を行った。フィギュアスケート女子で、今季の世界ジュニア選手権で3連覇を果たした島田麻央(16)=木下アカデミー=は、優秀選手賞を受賞。「出席することができて、すごくうれしい。今シーズンは頑張ったんだと改めて思った」と喜んだ。

 5月から来季に向けて本格始動し、振り付けは「フリーはカナダ、ショートは日本」で練習していくという。年齢制限で来年のミラノ・コルティナ五輪には出場できないが、その代表選考となる全日本選手権(例年12月開催)で結果を残すことが目標。2030年の冬季五輪に出場するために、代表権を争う独特の緊張感の中で実力を発揮できる予行練習にする。

 「五輪を目指すためには、五輪の選考会の全日本で自分の演技をすることが重要になる。(ミラノ・コルティナ)五輪はかかっていないけど、いつもと違った雰囲気だと思うので、その中で納得のいく演技ができるようにしたい」

 4回転トーループやトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)などの大技も、基礎から練習する予定で、「(4回転)トーループを安定させるために飛び方を見直したい。来シーズンが終わればシニアに上がれる年齢になる。そこで戦えるようにスケーティングも表現力も磨いていけたら」。5年先の夢舞台で活躍するために、島田が充実の夏を過ごしていく。

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