北口榛花が今季初戦へ調整順調「練習こなせて体調不良もない」U20世界記録更新の中国選手と激突「勢いのある選手見るのは勉強になる」

 シンボルアスリート認定式に出席した北口榛花
 TEAM JAPANシンボルアスリート・ネクストシンボルアスリート認定式に出席した北口榛花(前列左から1番目)ら
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 日本オリンピック委員会(JOC)は21日、都内で25~28年度の「TEAM JAPANシンボルアスリート認定式」を行った。実力、知名度、人格などを総合的に評価し、JOCが唯一無二のシンボル的存在として認定するトップアスリートのことで、陸上女子の北口榛花(JAL)は初選出。「陸上は誰もがやったことがあることが一番の強み。誰もがやったことがあるからこそ身近な存在になりたい」と所信表明した。

 5月3日に中国で行われるダイヤモンドリーグ第2戦で初戦を迎える。3月に64メートル83を記録し、20歳以下の世界記録を更新した16歳の嚴子怡(中国)もエントリーしており、北口は「中国の選手に会うことが一番の楽しみ」と笑顔。現在のコンディションについては「練習はしっかりこなせていて、体調不良もない」と順調であることを明かしつつ、「勢いのある選手を生で見られるのは勉強になる。そこを生かしながらシーズンを組み立てて行けたら」と見据えた。

 9月には東京で世界選手権が開催される。2007年以来、18年ぶりに自国で迎える陸上の世界一を決める大舞台。23年大会を制している北口は、連覇がかかる。「自分が現役で行われる世界選手権で、最後になるであろう日本での試合。ディフェンディングチャンピオンとして臨むことができるので、自分の競技をしている姿を見て、自分と同じ気持ちで戦ってほしいし、いい結果でも悪い結果でもファンの皆さんの気持ちが一体となった瞬間を感じることができる、そんな1日にしたい」と願った。

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