角田夏実が２回戦突破！宝刀・巴投げさく裂で優勢勝ち ２３キロ重い相手を圧倒 自己最多２勝で３回戦進出
「柔道・全日本女子選手権」（２０日、横浜武道館）
パリ五輪４８キロ級金メダルの角田夏実（３２）＝ＳＢＣ湘南美容クリニック＝が体重無差別の大会に臨み、２回戦で橋高朱里（金沢学院短期大職員）に優勢勝ちし、３回戦に進んだ。
角田は今大会に向けて５３キロに調整、橋高は大会資料では７６キロでその差は２３キロだったが、開始早々に宝刀・巴投げで相手を崩すと、その後も圧倒。２分半過ぎに巴投げで有効を奪い、そのまま押し切った。３度目の出場で初めて技でポイントを奪った。
１回戦で７８キロ超級の鋳山真菜実（１７）＝生光学園高＝と対戦。体重３７キロ差の相手に旗判定３－０で勝利していた。
角田は今回で３回目の出場。２０年は初戦敗退、２１年は１勝を挙げ３回戦で敗れていた。２勝は自己最多となった。
