鍵山優真は5位 4回転転倒も「後半は立て直すことができた」 来年のミラノ五輪へ「初心に返って純粋にスケートを」

 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(18日、東京体育館)

 男子フリーが行われ、SP4位発進だった鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は169・93点で5位だった。「大事になってくるジャンプでミスをしてしまって悔しい気持ちはあるが、後半はしっかりと立て直すことができた」と振り返った。

 冒頭の4回転フリップで転倒。4回転サルコーでは片手をつき、4回転-3回転の連続ジャンプの予定だったトーループは、4回転の単独となった。しかし、そこからは崩れず、ステップ、スピンで堂々と演技。観客からは大きな歓声が飛び、鍵山自身も「お客さんの顔を見ながら、このプログラムも最後になるので、自分が伝えたいものをしっかり伝えると意識しながら頑張った」とうなずいた。

 来年のミラノ・コルティナ五輪を見据えて挑んだ今大会。SPでは初めて4回転フリップを投入するなど、挑戦の姿勢を忘れなかった。着氷することはできなかったが、ここからがスタート。「来シーズン、自分がどういうパフォーマンスをしたいかっていうのをもう一回、目標を立て直さないといけない。来シーズンは悔しい思いをしたくない。0からのような気持ちで、初心に返って、何もかも忘れて純粋にスケートができたらいいな」と、勝負の年へ力をこめた。

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