坂本花織 首位と0・16点差でSP2位発進で日本2位に! 19日のフリーへ「最後の最後なので楽しめたら」

 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(17日、東京体育館)

 開幕して3種目が行われ、4大会ぶりの優勝を目指す日本は順位点の合計44点で2位につけた。女子ショートプログラム(SP)で坂本花織(25)=シスメックス=は75・54点で2位、千葉百音(木下アカデミー)は69・66点で4位。男子SPの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は93・73点で4位。佐藤駿(エームサービス・明大)は93・68点で5位。アイスダンスのリズムダンス(RD)で吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)は6位だった。2連覇を狙う米国が52点で首位発進。2年ごとの開催で、日本は過去2大会連続3位。6カ国で争い、男女各2人、ペアとアイスダンス各1組が演技する。

 キラキラと輝く真っ赤な衣装に身を包み、情熱的に氷上を舞った。坂本が75・54点で、アリサ・リュウに次ぐ2位。「体の動きも良かったので、緊張感も世界選手権よりはなく、楽しくできました」と汗を拭った。

 “大トリ”だった坂本は、冒頭からダブルアクセル、3回転ルッツを順調に着氷。フリップ-トーループの連続3回転は、最初のフリップの着氷が乱れたが、何とかカバーしてトーループにつなげると、タンゴのリズムに乗り、軽快にステップを踏んだ。

 応援席では金髪アフロのかつらをかぶり声援を送るなどチームを盛り上げ、「自分の得意分野」と才能を発揮。「完熟フレッシュ」と名付けたチームJAPANのキャプテンは「雰囲気は最高に良い。みんなこの疲労感の中よく頑張った」と笑った。

 3月に世界選手権を終え、自身も「疲労感を通り越してます。限界突破」と言うほど。それでも、19日のフリーに向けて「最後の最後なので楽しめたら」と前向きだ。エースとして、キャプテンとして、日本を頂点へ導く。

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