フィギュア 初出場の千葉百音SP4位 まさかダブルアクセル転倒「すごく悔しい…緊張で固まった」

 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(17日、東京体育館)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、初出場で、世界選手権銅メダルの千葉百音(19)=木下アカデミー=は69・66点で4位だった。

 最初のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプは着氷。続くダブルアクセル(2回転半ジャンプ)は「緊張で固まってしまった」と尻もちをついて転倒したが、その後のステップ、スピンは最高評価のレベル4をそろえて上位を死守し、日本を暫定2位に浮上に貢献した。「もっと楽しみたかった。転んだのはすごく悔しい」と苦笑いしつつ、「緊張したのが敗因」と受け止めた。

 悔しさが残る国別対抗戦デビューとはなったものの、「緊張でいつも以上に飛び上がってしまった。そういう時に降りられる力が今の私に足りない。どんな空中姿勢でも降りてくる力強さは、絶対に来シーズンに備えていきたい」と来季への課題も確認できた。中1日で迎えるフリーに向けて「感覚は悪くない。フリーは一本一本で今のコンディションを考えながら丁寧に飛べたら」と意気込んだ。

 来年のミラノ・コルティナ五輪の団体戦の前哨戦ともいえる大会。1日目を終えてアメリカと8点差の暫定2位に付けた日本は、17年大会以来4大会ぶり優勝を目指す。

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