豊昇龍、伊勢神宮で奉納土俵入り 再起へ「次のことしか考えない」

 大相撲の春巡業が30日、三重県伊勢市の伊勢神宮で始まり、新横綱の春場所を右肘痛などで途中休場した豊昇龍が雲竜型の奉納土俵入りを披露した。夏場所(5月11日初日・両国国技館)での再起へ向け「終わったことは終わったこと。次のことしか考えていない」と決意をにじませた。

 右肘には痛みが残り「完全に治ったわけではない」と明かす。取組では患部にサポーターを施し、幕内トーナメント戦で優勝を果たした。「痛い、痛いと言ったら言い訳になる。休んでいる場合ではない。やるしかない」と覚悟を示した。

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