カド番の大関琴桜が連敗で五分に 連日殊勲の一山本「頑張りま~す」

 琴桜を叩き込みで破った一山本(撮影・金居みつよし)
 琴桜を叩き込みで破った一山本(撮影・金居みつよし)
 琴桜を叩き込みで破った一山本(撮影・金居みつよし)
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 「大相撲春場所・10日目」(18日、エディオンアリーナ大阪)

 平幕の一山本(放駒)が大関琴桜をはたき込みで破り6勝4敗とした。

 押し込まれながら右を差し、右に回り込みながら左で相手の頭を押さえてはたき込んだ。「とってもうれしい。差されないように引きにいったら、たまたまな感じ」と振り返った。

 前日に豊昇龍を破って初金星。自己最高位の西前頭4枚目で勝ち越せば、三役も見えてくる。「いつもと変わらずに。僕は挑戦者なんで緊張せずやれている」と自然体を強調した。

 一山本は5場所連続で7勝7敗で千秋楽を迎えている。「それまでに勝ち越したいです。頑張りま~す」とキッパリ。明るい笑顔と明快なコメントを繰り出していた。

 カド番の琴桜は5勝5敗。取材には応じず、厳しい表情で会場を後にした。

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