元横綱常ノ花のやしゃご、山野辺が一番出世決める「結構うれしい」

 梅山(左)を攻める山野辺(撮影・西田忠信)
 梅山(左)を攻める山野辺(撮影・西田忠信)
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 「大相撲春場所・4日目」(12日、エディオンアリーナ大阪)

 第31代横綱常ノ花のやしゃご、山野辺(出羽海)が前相撲で一番出世を決めた。

 最初の相撲では駿太に寄り切られたが、次の相撲で梅山を肩すかしで下し、2日目の前相撲から通算2勝1敗として一番出世を勝ち取った。

 15歳の山野辺は「結構うれしいですね」と笑顔。「きょうはちゃんと当たって押したかった」と、頭で当たる立ち合いから展開。最後は巧みな肩すかしで決めた。

 2日目の前相撲で勝った後は母から「大相撲デビューおめでとう」と連絡があったという。肩すかしを得意とする翠富士の相撲はよく見ていたという。

 新序一番出世披露では兄弟子の御嶽海の化粧まわしを用いる予定だという。

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