サントリー6連勝 高橋藍が11得点挙げチームをけん引 スパイク顔面直撃も「問題ない」“大阪ダービー”で底力見せた

 「SVリーグ男子、サントリー3-1大阪B」(9日、おおきにアリーナ舞洲)

 ともにプレーオフ進出を決めている大阪の2チームが、大阪市のおおきにアリーナ舞洲で対戦し、3位のサントリーが前日に続き、首位の大阪Bを破った。日本代表のアウトサイドヒッター・高橋藍(23)が11得点を挙げるなどプレーヤーオブマッチに選ばれた。サントリーはリーグ戦6連勝。大阪Bはシーズン初の連敗となった。

 開幕カード以来となる“大阪ダービー”で、サントリーが底力を見せた。高橋藍がプレーと精神面の両方でけん引。得点はチーム3番目の11点ながら、第4セット最初のサーブを起点にサービスエースを含むチームの6連続得点を演出した。「勝ちパターンに持っていけたことが勝因」とホッとした表情を浮かべた。

 第1セットを先取も第2セットは落とした。自身も同セット終盤、相手の強烈なスパイクが顔面を直撃してコートに倒れ込んだ。詰めかけた6246人の観客から「キャー」と悲鳴が漏れる中、程なく立ち上がりプレーを続行。第3セットは逆転で制し、第4セットも流れを譲らなかった。

 悪い流れを断ち切れた点について「相手のミスを待つのでなく、自分たちからブレークを取りに行こうと声をかけた。自分もサーブで相手を崩し、ブロックで勝負することができた」と、積極的な姿勢をポイントに挙げた。スパイクの直撃も「痛いよりびっくりした。顔に当たることはよくあるので問題ない」と涼しい顔。開幕で2連敗した相手に2連勝し、リーグ終盤からプレーオフへ大きな手応えをつかんだ。

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