直近大会コース誤認相次ぐマラソン 陸連・高岡SD「運営の方々がアイデアを練って対策していただけるのではないかと」

 「名古屋ウィメンズマラソン」(9日、バンテリンドーム発着)

 9月の東京世界選手権の代表選考会を兼ねて行われたが、序盤はペースメーカーがあまり機能せず。23キロ過ぎにはコースを間違える前代未聞のミスがあった。

 23キロでペースメーカーが突如カラーコーンで区切られていたところを越えて、左にコースを変え、集団もついていったが、これは設定外のコース。唯一加世田梨花(26)=ダイハツ=だけが気づいており、右手で右に曲がる正式なルートを伝え、集団が慌ててコースに戻る場面があった。23~24キロは3分25秒とかかっており、ロスがあったと見られる。

 2月の男子選考会だった大阪マラソンではペースメーカーが外れた30キロ以降の折り返しを白バイ、報道カメラが通過してしまい、先頭集団もつられて20メートル先を折り返してしまうロスがあった。主催者は本来設置されるべきカラーコーンが設置されなかったとして謝罪していた。

 日本陸連の高岡寿成シニアディレクター(SD)はコースについて「運営の方々がアイデアを練って対策していただけるのではないかと思っています」と話した。

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